今からコレをやっておこう
定年後もナースとして働くために、今から準備しておくことはあるのでしょうか。再就職を有利にするために若いうちから意識しておきたいことをまとめていきます。
積極的にコミュニケーションをとる
人間関係に悩んでいるナースも少なくありません。年を重ねると新しいことを学んだり覚えたりするのが難しくなってしまうため、周りの人に教えてもらうことが多くなります。年を重ねてから人間関係を構築するのは簡単なことではありませんが、若いうちにコミュニケーションを上手にとる術を身につけておけば、年を重ねても大きな自信や武器になります。同じ世代の方がコミュニケーションをとりやすいのは分かりますが、自分よりも年配の人や若い人とも積極的にコミュニケーションをとって親睦を深めるようにしましょう。
違う業種の人ともネットワークをつなげておく
ナース以外の医療関係者、セミナーや研修で知り合った違う職場のナース、まったく違う業界の人、など色々な人とネットワークをつなげておけば再就職が有利になります。再就職先の誘いを受けることもありますし、様々な視点で物事を見ることができるようになるので、自分自身の視野も広がりナースとしてのステップアップにもつながります。
将来を見据えたキャリアを積む
高齢化社会が深刻な問題となっている今、高齢者に関係するスキルがあれば再就職が有利になります。しかし、いつまでも今のような状態が続くわけではありません。10年後、20年後は違うものが求められている可能性があります。そうなったときにすぐ対応できるように、常にアンテナを張って社会の動きを敏感に察知し、どのようなキャリアを積めば有利になるかを考えておきましょう。
若いうちはどうしても興味のあるものを優先してしまいがちですが、年を重ねてきたら社会情勢を見極めながら「求められているスキルは何か」を考え、必要なキャリアを確実に積むことを心がけましょう。
健康管理に気を配る
若いうちは体力が十分にあるため多少無理をしても何とかなりますが、年を重ねるとそうはいきません。20代や30代のように体力で勝負することができなくなるからです。
社会人によって自身の健康管理は必要不可欠です。健康を維持するためには規則正しい生活と適度な運動、バランスの良い食事が大切ですが、多忙なナースにとっては仕事と家庭を両立させていると自分の健康管理や身体のケアまで気が回らないことがあります。取り返しがつかなくなってしまう前に、自分なりの健康維持法を見つけたり、健康診断を受けて詳しく検査したりなどしっかりケアしていくことが大切です。